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Mederuman
Cat's

〜めでるまんの ねこ〜

History ヒストリー



視覚的にも 触覚的にもアプローチする「やわらかい ねこ」の作品
「めでるまんの ねこ〜Mederuman Cat's〜」を作っています。

まだまだ進化の途上にあって
これからも 更に更に進化を遂げるように 頑張っていきます。
これは その製作記録です。




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第一世代 G1(Generation1)





視覚的にも 触覚的にもアプローチする「やわらかい ねこ」の作品を作ろうと思った。
やわらかい触感を引き出す素材選びで ああでもない こうでもないと かなり悩んだ 
それで 閃いたのが「再生パルプ紙」 コレだ!コレで作ってみよう
柔らかい芯が必要なので画用紙で芯を作って、再生パルプ紙を巻いていき作ってみた








  これが 記念すべき 第一作目です。全ては ここから始まった 2010年1月




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  2作目は手のひらサイズの「こねこ」を作りました 2010年5月



2012年1月にオーストラリアのギャラリーから僕のもとに一通のメールが届いた

何でも2012年9月にシドニーで1ヶ月間  
シドニー市をあげて大々的に催される「ねこのフェスティバル」が予定されていて
僕がSNSに書いていた「ねこ」の制作日記を読んでくれた
オーストラリアのギャラリーの人の目に留まったようで
この「ねこのフェスティバル」の「ねこ展」に
「是非とも出品を検討してください」とのメールが届いて ビックリ!

結局、空輸とか いろいろと不安材料があって 結局 出品はしなかったのですが、
自分の作品が地球の裏側で認められた事は事実で これからの励みになりました。



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オーストラリアからメールが届いて丁度1年が過ぎた
2013年1月 銀座のギャラリー 銀座モダンアートで催された ねこの展覧会
 「ある日のにゃー展4」に出品するために作った作品 

 しかし・・今見ると「よく こんなクオリティーで出したよなぁ」と 冷や汗タラりです。
                                     2017年1月の時点で



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この頃は 手探り状態で まだまだ作りが甘かったです 2014年3月


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第2世代 G2Generation2)





今までは、「芯」を画用紙で作っていたけど、
「ポリエチレン フィルム」という新しい素材を見つけました。

これなら 画用紙で芯を作るよりも
もっと しなやかで弾力のある強度と精度の高いものになるんじゃないかな
今まで作っていた「ねこ」が飛躍的な進化を遂げるかも








全身をフィルムの芯で作ったワイヤーフレームで張り巡らした
「新設計のねこ」 「Generation2」を作り始めたんだけど・・・
そうしたら全身が「パンパンに張っちゃって」以前のような「やわらかさ」がなくなっちゃた
う〜ん これは失敗だな でも、フィルムの「弾力」と「しなやかさ」は捨てがたい

「1歩進んで半歩さがる」
硬い頭蓋骨と しなやかで力強い背骨と尻尾はフィルムの芯で作って
あとは旧来の「G1」の手法で紙で骨組みを作り再生パルプ紙を巻いていく
G1G2の「良いとこどり」をしたハイブリッドで 新しくもう一体作ってみた

上の写真は「G1」と「G2」と 「ハイブリッド」の3体を並べてみました。



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第3世代 G3Generation3)






G1G2の「良いとこどり」をしたハイブリッドGeneration3
水彩絵の具で色を付けた再生パルプ紙をちぎって尻尾の先から貼っていってます。





Generation3 完成 2015年3月


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第4世代 G4Generation4)







G3までの旧来の製作法を1から見直し 先ず出発となる「頭で描くイメージ」から「フレーム構造」
「再生パルプ紙での肉付けの仕方」「柄の付け方」最後の仕上げまで全て1から新設計のG4
ここからの内部構造は「企業秘密」 まだ製作の途中の段階なんだけどUPしておきます。
ここにきて やっと59点〜60点の及第点ギリギリを自分で あげられそうです

 2015年7月








この「G4」は 今までの作品とは一味違ってます。

今までの「ねこ」は床に寝ている ねこで
地面に接地してる部分が「ペッタンコ」になっていて
まぁ実際の本物のねこも床に寝てると
ペッタンコになってるんだけど・・・
コレが自分には気に入らなかった

今度の「ねこ」は今までと違って
「抱っこ」が出来るように基礎から新設計をしています。

コレだと360度 どの方向からも見て触れます
今までの ねこは見てビックリ!
その後 触ってビックリ!の2度ビックリ!だったんですけど
今度のは 更に抱き上げてビックリ!3度ビックリすると思います。

「だっこ ねこG4」が9割がた仕上がった写真をUPしました。
崖をよじ登ろうとしてる「こねこ」も一緒に撮りました。 

 2016年3月
 


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第5世代 G5Generation5)




良い感じで出来てきた「だっこ ねこG4」
でも、まだ突っ込み所満載です。
・・と言う事で この「だっこ ねこG4」に大幅な大改造を施しています。

2017年バージョンは
いよいよ 第5世代 G5(Generation5)に突入
「G5」で「だっこ ねこG4」が劇的に生まれ変わります。

只今 極秘製作中 

2017年1月










今までは最後の表面仕上げ  皮一枚の工程で「越えられない壁」があった
「これは素材を考えなければなぁ」「最適な素材(紙)はないかなぁ」と
去年の10月 和紙の専門店からパルプ紙の専門店と都内を丸一日かけて
足を棒にして探し回ったけど・・空振りでした。

家に帰って はぁ〜とため息ついて お茶を飲もうとしたら
テーブルの上に妙な紙のきれっぱしがあって「何これ?」と手に取ったら
「こっこれは!」「コレだ!探していたものは!」 見つけた素材は「不織布!」
何も 探しに出かけるまでもなく 探していたものは眼の前にあったんだ。
コレを使えば越えられなかった壁を越えられるかもしれない

「だっこ ねこG4」の表面を剥がして発見した素材に張り換え
ついでに両腕も作り直しのために 切り落とし新しい腕を作り付け換えた
「だっこ ねこ」が「G4」から「G5」に生まれ変わりました。

2017年2月







この「だっこ ねこG5」をプロトタイプとして
G5の突っ込み所 問題点や反省点を改善課題として
更にブラッシュUP 更にパワーUPした
「だっこ ねこ」の製作に取り掛かろうと思ってます。
頭の中では「G6」のビジョンが浮かんでいます。

2017年2月



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だっこねこG5 改





「だっこ ねこG5」のプロトタイプが 何とか2月に出来上がった

でも、このG5は まだまだ突っ込み所や 問題点や反省点が満載です。
そう言う訳で「だっこ ねこG5」に更に大幅な改造を施しました。

更にブラッシュUP 更にパワーUPした「だっこ ねこ」が出来ました。
まだ「G6」とは言い切れない 「G5の改造版」って感じですかね。
この作品は これで「完成!」とします。

この「だっこ ねこG5改」は「だっこねこ」として
2017年の8月に催される全日本規模の「ねこアートの公募展」
【NEKOISM2017】に応募しました。

お陰様で 一次審査を通り「入選」し 展示される事になりました。

開催期間は8月24日(木)から28日(月)の5日間
中日の8月26日(土)の午後に
二次審査での結果発表があり ここで「各種入賞」が決まります。

ちなみに上位入賞作品は
来年の3月にフランス パリで催される
「パリNEKOコレクション」への出品権を得る事になります。

入選はしたけど、ここから 果たして何処まで行けるだろうか?
コレは実際にやってみなけりゃ分からない 
ただ、志しだけは高く持っていこうと思います。


2017年8月21日



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だっこねこG5 改!の改!




公募展【NEKOISM2017】で旋風を巻き起こした「だっこねこ」
フランスのパリ会場で催される
「パリNEKOコレクション2018」へと出展が決まりました。

「NEKOISM2017」に出展した時の「だっこねこ」に更に改造を加えた
「だっこねこG5改の改!」
抱き上げなくて「台座にセッティング」されてる状態でも「キマリ」ました。

2018年2月8日




プロトタイプの「茶トラ」






2018年3月と4月にパリ会場と東京 渋谷会場を結ぶ
「ねこアートのダブル会場展」として「NEKO EXPO」が主催した
「パリNEKOコレクション2018」
「だっこねこ」と共に出展した
「だっこねこ」のプロトタイプとなった「茶トラ」

この2匹の ねこは
フランスのパリ会場と渋谷Bunkamura の2会場で好評を頂き
お陰様で「準グランプリ」の「パリ会場賞」を頂きました。

ありがとうございました。

2018年4月22日 受賞!




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